
はじめまして、花岡璃奈(はなおか りな)と申します。
おかりなと呼んでいただけると嬉しいです。
私は、小さいころからとてもとてもコミュニケーションが苦手でした。
活発な兄、人懐っこい妹に挟まれた中子(なかご)で、
自分がほめてもらうために、手のかからない子。しっかりした子。でいる必要がありました。
それは、大人になってからもずっと続いていました。
あなたもきっと、家族のために頑張り
家族に認めてもらえないと心を乱していないでしょうか。
―家族肯定感®は、家族を無理に肯定することではありません―
家族を大切にしたいと思っているのに、
どうして私は、こんなにイライラしてしまうのだろう。
子どもに強く言ってしまったあと、眠っている顔を見ながら、
「また言いすぎてしまった」
「私は母親失格かもしれない」
と、自分を責めたことはありませんか。
夫の何気ない言葉や態度に腹が立ったり、
親の介護をしながら兄弟と比較して「どうして私ばかり」と思ったり。
本当は家族と穏やかに暮らしたい。
できることなら、やさしく接したい。
そう願っているのに、思うようにできない自分を責めてしまう方は、少なくありません。
けれど、家族にイライラしてしまうのは、
あなたの愛が足りないからではありません。
あなたが未熟だからでも、性格が悪いわけでもありません。
イライラの奥には、本当の願いがあります
怒りやイライラは、とても目立つ感情です。
だから私たちは、
「怒ってはいけない」
「もっと穏やかでいなければ」
「私が我慢すればいい」
と、怒りそのものをなくそうとしてしまいます。
けれど、怒りの奥を丁寧に見つめていくと、そこには別の気持ちが隠れていることがあります。
「私のことも分かってほしい」
「少しでいいから助けてほしい」
「私も大切にしてほしい」
「もう、一人では背負えない」
怒りは、あなたの中にある大切なものを守ろうとしているのかもしれません。
本当は傷ついていた。
本当は寂しかった。
本当は、誰かに気づいてほしかった。
その願いを置き去りにしたまま、怒らないように頑張り続けても、心はなかなか穏やかにはなれません。
まず必要なのは、怒ってしまった自分を責めることではなく、
あなた自身が
「怒ってしまうほど、つらかった。頑張ってきたんだよね」と
認めてあげること。そして
「私は、本当は何を分かってほしかったのだろう」
と、自分の心に問いかけてあげることです。
家族肯定感®は、何でも我慢して認めることではありません
「家族肯定感®」と聞くと、
家族を何でも受け入れなければいけない。
相手を許さなければいけない。
嫌なことがあっても、家族だから我慢しなければいけない。
そんな意味に感じる方もいるかもしれません。
けれど、家族肯定感®は、家族の言動を無理に肯定することではありません。
嫌なことを、嫌だと思ってもいい。
傷ついたときは、傷ついたと言ってもいい。
できないことを、できないと言ってもいい。
相手を肯定することと、相手の行動をすべて認めることは同じではありません。
また、誰かがあなたを傷つける言葉を言ってきたとき、その言動を、あなたが背負う必要はありません。
大切なのは、自分や家族に起きていることを否定せずに見つめながら、
「私は今、何を感じているのか」
「私は本当は、どうしたいのか」
に気づいていくことです。
家族を肯定する前に、まずは自分の心の声を否定しない。
家族肯定感®は、そこから始まります。
「私の犠牲」から「私の幸せ」へ
家族のために自分を後回しにすることが、愛だと思ってきた方もいるでしょう。
家族が困らないように。
子どもが傷つかないように。
夫や親の機嫌を損ねないように。
そうやって、ずっと周りを優先してきたのかもしれません。
けれど、自分を満たすことは、家族を見捨てることではありません。
休みたいときに休む。
助けてほしいと伝える。
自分の好きなことをする。
一人になる時間を持つ。
自分を大切にすることで、心の中に少しずつ余白が生まれます。
その余白があるからこそ、家族の言葉や行動にすぐ反応せず、
「この人にも、この人なりの理由があるのかもしれない」
と見られる瞬間が増えていきます。
自分を犠牲にして家族を幸せにするのではなく、
まず自分が幸せになることから、家族の新しい幸せを始めていく。
それが、家族肯定感®が大切にしている生き方です。
イライラした自分も、家族の幸せを願っている
家族にイライラしてしまったとき、
すぐに自分を責めなくても大丈夫です。
イライラするほど、あなたは何かを大切にしてきたのかもしれません。
家族と仲良くしたかった。
分かり合いたかった。
もっと穏やかに暮らしたかった。
怒りの奥にある願いに気づいたとき、
自分や家族との関係を、これまでとは少し違う視点から見られるようになります。
今日、もし家族にイライラすることがあったら、
「私は本当は、どうしてほしかったのだろう」
と、自分に聞いてみてください。
答えがすぐに出なくても大丈夫です。
自分の心を否定せず、気づこうとすること。
そこから、家族の幸せは少しずつ動き始めます。
今の悩みを一人では整理できないと感じている方へ。

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