「してくれない」が生み出したもの

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私が苦手な仕事の一つに、「決算」があります。
夫の実家の家業。
17年前、夫が立ち上げた会社なのですが、夫は勤め人なので、当時主婦だった私が代表になりました。
代表とは何をする?
実務は、事務仕事です。40歳になるころ、独学で学んだ複式簿記。

そして、この時期は決算処理のお仕事。
あ、もちろん。税理士さんにはお願いしてますよ😂

でも、カウンセリングのお仕事や、介護をしながらだと、後手後手になってしまってました。

そして、やっと今朝、決算終わったー!
あとは、税理士さんにおまかせ。

その、決算をしながら、大事なことに気づきました。

夫はどうも、数字が苦手のよう。
自分ではじめた会社なのに、私に丸投げなのも嫌でした。
「なんで、税金払うために、こんな仕事してるの?」そんな風に感じてしまってました。

そしたら、仕事が嫌で嫌でしょうがない。楽しくない。
お仕事をさせてもらってることに感謝なんて生まれない。

で、口から出るのは
「なんで、あなたはしないのよ!」

当然、夫からも攻撃的な言葉が出ます。
「俺だって忙しい!」

お互いイライラ

カウンセラーとして活動するようになって、
家族肯定感を知ってからは

「ああ、夫はこういうことが苦手なんだな」
って、感じるようになれました。

できないことを
無理にやってもらわなくてもいい。

でも、それだけだったんですよね。
お互いの役割は分離できていた。得意な人が得意なことをすればいい。
でも、今日、もっと深いことを気づくことができたんです。

介護の必要な両親のご飯。
とてもじゃい忙しくて、作っていられない。
「じいちゃんたちにご飯買ってきてくれる?」
夫に頼むと、
お安い御用というように、すぐに買いにいってくれる。

だって夫には、
夫がしてくれていることがたくさんある。

今日も私が
両親のところへご飯を持って行きたいと言ったら、
夫は嫌がることもなく届けてくれました。

両親も
「おいしそう。いつもおいしいお弁当をありがとう」って言ってくれる。

以前の私は、

「これをしてくれない」
「あれもしてくれない」

そんな「ない」の方を
たくさん見ていたのかもしれません。

すると夫も、

「俺はできない」
「俺だって仕事がある」
「俺だって忙しい」

そんなふうに
自分を守ろうとしていたように思います。

でも私が、

「これをしてくれている」
「ありがたいな」

と、“ある”を見るようになってから、

夫も少しずつ

「俺にできることは?」

を探してくれるようになった気がします。

そして、それは両親との関係でも同じでした。

以前なら、

「ちゃんとご飯を作ってあげられていない」

そんな“できていない自分”を
見ていたかもしれない。

そしたら、もしかしたら、両親も
「総菜ばかり食べさせる!」って文句を言っていたかもしれません。

でも両親は、
買ってきたお弁当でも

「ありがとう」

と喜んで受け取ってくれる。

家族肯定感って、

家族が自分の思い通りに
何でもしてくれることではなくて、

「してくれない」から
「してくれている」へ。

「ない」から
「すでにある」へ。

自分の見る場所が
少し変わることなのかもしれません。

私が家族の「ある」を見つける。

すると家族も、
自分のできることを見つけてくれる。

そして今度は、
家族から私の「ある」を返してもらう。

自己肯定から、家族肯定へ。
家族肯定から、また自己肯定へ。

家族肯定感って、
一方通行じゃなくて、

こうやって家族の中を
ぐるぐる循環していくものなのかもしれない。

一人の「見る場所」が変わることで、
家族の中を流れるものは
少しずつ変わっていく。

「ない」から「ある」へ。

決算、間に合った。

娘がいてくれてよかった。
夫がいてくれてありがたい。
両親が「ありがとう」と
受け取ってくれるのもありがたい。

今日の私は、

「ない」じゃなくて、

もうここにあるものを
ちゃんと受け取ってみようと思います☺️

家族肯定感カウンセラー
心と家族の相談室 ThanksGift
花岡 璃奈

ご相談のお問合せは、公式LINEから
https://lin.ee/qWFDi04

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